結婚指輪の修理

QDM COLUMN VOL.137

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VOL.137結婚指輪を修理したい!サイズ直しや歪みの修理などはできるの?

公開日:2020.03.26

株式会社ディアマン代表取締役社長 片柳宗久

コラム執筆者

株式会社ディアマン
代表取締役社長 片柳 宗久

慶應義塾大学卒業後、株式会社ミキモトにて世界各地で仕入れを経験。その後、ミキモトアメリカ株式会社ミキモト装身具においても要職を務め、最年少で株式会社ミキモトの商品部長となる。上質な商品を見極める力には定評がある。2010年、株式会社ディアマンの代表取締役として、婚約・結婚指輪の通販サイトQDMを設立。

執筆者:片柳 宗久

夫婦の証として常に身につけている結婚指輪には、気づかぬうちに汚れや歪み、傷や欠けなどのダメージが起きてしまうものです。使い込むことで生じる小さな傷は夫婦の歴史を物語るもの、ともいえますがやはり美しい状態をキープしたいですよね。
2人の愛の証である結婚指輪をいつまでも大切にするためには、定期的にメンテナンスをすることをおすすめします。ここでは、指輪の修理やメンテナンスなど、アフターサービスについて詳しくご紹介いたします。

結婚指輪の修理


結婚指輪は意外と変形しやすいので要注意!

私たちは普段の生活の中で、重いものを持ったり何かを握りしめたりとさまざまな動きをします。また、手をどこかにうっかりぶつけてしまうこともありますよね。こういった動きによって、結婚指輪は少しずつダメージを受けていくものです。
指輪というと、とても硬くて頑丈なものというイメージがあるかもしれませんが、指輪に使われる素材の多くは意外と簡単に変形するもの。特に、純度の高いゴールドやプラチナの指輪は、傷や変形が起こりやすいため注意が必要です。



結婚指輪のアフターサービスとはどんなもの?

結婚指輪の傷や歪みが気になるときには、ジュエリーショップに修理やメンテナンスを依頼しましょう。
結婚指輪を購入した際にアフターサービスについて案内がありますが、再度電話で問い合わせしてみてください。メンテナンスは有償と無償の場合があるので、それも一緒に確認しておくと安心ですね。
購入店舗だけでなく、同じジュエリーショップの別店舗で修理やメンテナンスをすることもできるので、気軽に問い合せをしてみましょう。

結婚指輪の修理やメンテナンスの種類について

ここからは、ジュエリーショップなどに依頼できる修理やメンテナンスの内容についてお話します。

1.サイズ直し

長く身につけているうちに結婚指輪のサイズが合わなくなってしまったという方もいると思います。
結婚指輪のサイズを大きくしたいときには、素材を足す修理のほか、金属を少し伸ばして内周を広げたり、内側を少し削ってサイズをアップさせたりという方法でのサイズ直しをおこないます。
サイズを小さくするときにはリングの一部を切除したり、全体的に金属を圧縮したりしてお直しをおこないます。

2.変形や歪みの修理

衝撃や圧力によって結婚指輪に歪みや変形が起きてしまうこともあるものです。また、肉眼でわかるような大きな傷がついてしまったときにもメンテナンスが必要となります。
ジュエリーショップにはときに、交通事故に遭ってしまったなどの理由でひどく変形したという指輪も持ち込まれますが、腕のいい職人の手にかかれば復元は十分可能です。結婚指輪に気になるダメージが起きたときには、ぜひショップで相談してみましょう。

3.磨き直し

「結婚指輪に細かい傷がたくさんついてしまった」「結婚指輪がくもってしまった」というときには磨き直しというメンテナンスをおこなうのがおすすめです。プロの手で磨き直しをすることで、新品同様のピカピカな状態になりますよ。

4.石留めのメンテナンス

宝石入りの結婚指輪はとても華やかですが、身につけているうちに宝石を留める部分がゆるんでしまわないかという心配もあるものですよね。宝石を留めている爪の部分がゆるんで宝石がカタカタと動くような状態になっていたら、脱落防止のためすぐに修理を依頼しましょう。
ジュエリーショップや修理店では、石留め部分を丁寧にメンテナンスします。定期的にゆるみをチェックしておけば宝石入りの結婚指輪を安心して愛用できますね。

5.デザイン変更

思い切って結婚指輪のデザインを変更する修理を依頼するという選択肢も検討してみましょう。
たとえば、光沢をおさえるマット加工(つや消し加工)をするだけでも指輪のイメージはガラリと変わります。中には、結婚指輪のデザインを今風にアレンジする、宝石なしの結婚指輪に宝石を入れるなどのリメイクをする方もいます。どのようなアレンジが可能かはもとのデザインによっても異なるので、まずは相談してみましょう。

6.その他の修理、メンテナンス

ご紹介した以外にも、メッキの掛け直しや刻印の変更といった修理ができることもあります。また、修理だけでなく指輪のクリーニングもおこなえるので、美しさを保つためにも活用してみましょう。



結婚指輪のサイズ直しを依頼するときの注意点

結婚指輪は、デザインによってはサイズ直しができないこともあります。
たとえばデザイン性の高い指輪やメレダイヤをぐるりと入れた指輪などは、サイズ直しが難しくなります。また、結婚指輪の内側にぐるりと刻印を入れている場合は、サイズ直しをすると刻印の一部が消えたり歪んだりするケースもあるのであらかじめ注意が必要です。
サイズ直しのタイミングにも注意をしておきましょう。女性は妊娠中には体型が変わりやすいため、この時期にサイズ直しをするとあとから指輪がぶかぶかになる可能性も考えられます。妊娠中以外でも、季節や時期によってむくみなどが起きて指のサイズが変わるケースもあるので、後悔をしないためにも、サイズ直しは慎重に検討したいものです。
一般的に一日の中では朝より夕方、一年の中では冬よりも夏の方が指が浮腫んでいると言われています。ただし個人差もあるのでご注意ください。



スリーラインペアマリッジリング


結婚指輪はさまざまな修理が可能です。うっかり傷や歪みが起きてしまったとき、サイズ感が変わったと感じたときなどには、ぜひ専門店に相談してみましょう。
結婚指輪を購入するときにアフターサービスが充実したジュエリーショップを選べば、あとから定期的に修理やメンテナンスをしてもらうことができるので安心です。
レイジースーザンでは、結婚指輪の修理やメンテナンスをいつでも承っています。リング1つにサイズ直し無料券を1枚おつけしておりますので、サイズが合わなくなってしまった場合でも安心して修理していただけます。
尚、サイズ直し以外の有料修理も行っておりますので、傷や凹みなどが生じた場合はお気軽にお問合せください。ジュエリーショップだからこそできる最上のメンテナンスで、大切な結婚指輪を美しく修理させていただきます。



※取扱い店舗やアフターサービス等については、変更がある場合がございますので、ご確認ください。

株式会社 ディアマン
代表取締役社長 片柳 宗久

東京都港区新橋4-9-1 新橋プラザビル 1207

事業内容:
結婚指輪・婚約指輪、その他ダイヤモンドジュエリーの販売/直営インターネット通信販売サイト“QDM”(キューディーエム)の運営/宝飾販売ASPサービスの運営、企画

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