コロナ禍で婚約指輪の購入事情

QDM COLUMN VOL.159

最新コラム

VOL.159コロナ不況で婚約指輪の購入事情に変化が? 高い指輪は本当に必要?

公開日:2021.07.05

株式会社ディアマン代表取締役社長 片柳宗久

コラム執筆者

株式会社ディアマン
代表取締役社長 片柳 宗久

慶應義塾大学卒業後、株式会社ミキモトにて世界各地で仕入れを経験。その後、ミキモトアメリカ株式会社ミキモト装身具においても要職を務め、最年少で株式会社ミキモトの商品部長となる。上質な商品を見極める力には定評がある。2010年、株式会社ディアマンの代表取締役として、婚約・結婚指輪の通販サイトQDMを設立。

執筆者:片柳 宗久

婚約指輪は、プロポーズの“誓いの証”として想いをより強く伝えてくれるアイテムです。また、最近ではプロポーズ後にお2人で婚約指輪を購入するケースもよく見られますね。

しかし、婚約指輪の購入にあたって『値段』が気になるという方も多いのではないでしょうか。婚約指輪といえば一生に一度の宝物になるものであり、高額な贈り物です。昨今の新型コロナウイルスによる不況によって収入に余裕がなく、「婚約指輪が高いから」と購入を見送る人も増えつつあります。

コロナ不況で婚約指輪の購入事情に変化が? 高い指輪は本当に必要?

今回は、婚約指輪を購入するカップルの割合や平均購入額について解説したあと、コロナ禍による不況の中でも手に届きやすい低価格な婚約指輪を購入するメリットもご紹介します。購入の金額相場や割合、婚約指輪を買うメリットについて知りたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

コロナ禍で婚約指輪を買う割合は? いらない・買えないカップルも多い

「ゼクシィ結婚トレンド調査 2020調べ」によれば、新婚カップル全体のうち婚礼記念品の購入を決めるカップルの割合は約4分の3と、過半数以上にのぼります。さらに婚礼記念品のうち「婚約指輪」を選ぶカップルは、全体の約90%という結果に。
コロナ禍でも婚約指輪を購入する新婚カップルが多いことがわかります。「婚約指輪は結婚するうえで重要なアイテム」と捉えているカップルが多いようです。

ただしその一方で、「婚約指輪を購入しない」と決めるカップルの人数自体は増加傾向にあります。購入を見送る背景には、昨今の不景気などの影響から収入が減り、「欲しいけどお金ない」「高いから婚約指輪の購入が無理」といった考えに至ったことが考えられます。
事実、ゼクシィの同調査においても、2019年度に比べ2020年度のほうが「お金がもったいないから婚約指輪を買わなかった」と答えたカップルの割合が多くなっています。新型コロナウイルスの流行は2020年に起こったものです。コロナ不況と婚約指輪購入の見送りには何らかの関係があると考えても良いでしょう。

婚約指輪は高い? 購入金額の平均は「給料1ヶ月分」

かつて婚約指輪といえば「給料3ヶ月分の値段」と言われていましたが、それははるか昔の話。現在では、給料1ヶ月分程度の価格が一般的です。

購入金額の平均は全国で35.7万円

先の項でもご紹介した「ゼクシィ結婚トレンド調査 2020調べ」における婚約指輪の全国平均額は、35.7万円です。価格帯別の割合で見れば20~30万円台のものを購入するカップルが約50%を占めています。「給料3ヶ月分」よりも低い価格で購入できるとなれば、少し安心できます。

リーズナブルな価格の婚約指輪を選ぶカップルも

高額な婚約指輪は、金銭面の負担になることも多いもの。しかし手頃な価格の婚約指輪なら、予算が多く取れないカップルでも購入できる可能性があります。
実際のところ、同調査において約15%のカップルは、20万円未満の手頃な価格の婚約指輪を購入しています。 「婚約指輪は高いし、諦めた方がいいのかも?」と迷っているなら、低価格なものの中から選ぶのも1つの方法でしょう。

「お金ないし無理」と諦めなくていい! 低価格な婚約指輪のメリット

「お金がないから」などの理由で婚約指輪を購入しないことを、お互いが納得のうえで選択するのであればそれもありでしょう。しかし中には、女性側が「本心ではプレゼントしてほしいけど、高いものだから欲しいと言い出せない」と遠慮している場合もあります。
また初めはいらないと思っていても、友達が婚約指輪を着けているのを見て「やっぱりもらえばよかった」と後悔する女性も少なくありません。
もし予算が取れないなどの経済的な理由で「婚約指輪を買えない」「欲しいと言い出せない」と考えているのなら、低価格の婚約指輪を買う選択肢もあります。ここではそのメリットについて深掘りしていきましょう。

1.出費を抑えて婚約指輪が手に入る

低価格の婚約指輪を購入する一番のメリットは、出費を抑えられることです。高価な婚約指輪はどうしても経済的な負担が大きく、結婚準備にも影響が出やすいもの。また、ローンを組んで無理に高い婚約指輪を購入した場合、返済で毎月の生活が圧迫されてしまうケースもあります。
そんなとき、低価格の婚約指輪であれば出費が抑えられ、結婚準備などに資金を充てやすくなります。浮いたお金で毎日使う家電をいいものにするなど、2人の新居での“生活の質”を上げることも可能です。

2.もらう側が遠慮しなくていい

お相手の気持ちと合わせて婚約指輪を贈ってもらうのは、とても幸せでうれしいもの。また贈る側としては、「一生に一度だから」と奮発したい気持ちを持っている人も多いものです。
しかし女性の中には、お相手の経済状況を心配し、高価な指輪だともらうのを躊躇してしまう方も少なくありません。そんなとき低価格な婚約指輪なら、価格面で気を遣うことなく、素直に喜びを分かち合えます。

3.結婚指輪とセットで買えば重ね付けも楽しめる

安価に婚約指輪が購入できるお店なら、ペアの結婚指輪と3本セットで揃えるとよりコスパ良く指輪を手に入れられます。このとき婚約指輪の価格を抑えられる分、結婚指輪のデザインに凝るのも良い方法ですね。単体はもちろん、重ね付けで華やかな印象にするのもおすすめですよ。

婚約指輪の購入は必要? 2人にとってのメリット

婚約指輪の購入に対し「ハードルが高い」と感じる方は一定数おられるでしょう。ただ、プロポーズだけではなく後々のメリットを考えたとき、婚約指輪をプレゼントするほうが良いといえます。

1.結婚への期待や満足感が得られる

プロポーズに婚約指輪を添えて愛する気持ちを伝えることは、何よりもロマンチックで素敵な瞬間です。指輪そのものが手に入るというより、この「相手から大事に思われている」という満足感が得られるのは何よりの魅力でしょう。この幸せな感情は、決して指輪の値段に左右されるものではありません。
婚約指輪は贈る側にとっても、これまでの人生にけじめをつけ、新たな人生を2人で歩んでいく決意の印になります。

2.ご両親への感謝の意味としても

「そろそろプロポーズを」と考えたとき、新郎側の両親が新婦の両親に対する気遣いから、婚約指輪の購入をすすめるケースは多いもの。婚約指輪を購入することは、新婦を育ててくれたご両親に対する感謝と、これからの決意を伝えることにもつながるのです。

3.喧嘩したときや辛いときの精神的支えになる

夫婦喧嘩をしたときや仕事などで辛い思いをしているとき、心細くなることは多いものです。そんなときでも婚約指輪を見れば、プロポーズの瞬間の幸せな気持ちを思い出し、また初心にかえって頑張ろうと前向きになれます。婚約指輪の存在が、2人の絆をより強くしてくれるのです。

いらないと諦める前に! QDMで婚約指輪を検討しよう

婚約指輪は贈る側・贈られる側の双方の気持ちが込められている素敵なアイテム。また、結婚を誓い合うお2人の愛の象徴を身に着けることで、よりお互いへの愛情が深まります。
「収入が少ないから」などの経済的理由で婚約指輪を諦めようとしている方でも、低価格なものであれば経済的負担を抑えながら購入することができるでしょう。

ただし、低価格なものであればなんでも良いというわけではありません。婚約指輪はお2人にとって一生の宝物ですので、質にもこだわりたいもの。安易に価格だけを見るのではなく、高品質かつ低価格な婚約指輪を選ぶことが大切です。
QDMでは鑑定書付きのダイヤモンドが入った高品質な婚約指輪が10万円台からと、手の届きやすい価格で購入できます。その理由は、インターネット販売で店舗やスタッフのコストを徹底的に抑えているためです。コストがかからなければ価格が上乗せされることもなく、お手頃な値段で質の良い婚約指輪を提供することができます。

また、新型コロナ感染予防の観点からなるべく外出を控えたいという方にもQDMオンラインストアでの購入がおすすめです。婚約指輪を取り扱っているジュエリーショップは繁華街や百貨店など人が多く集まる場所に密集しているため、3密を避けたい今、訪れることに躊躇する方も多いでしょう。その点、インターネット販売であれば安全な自宅にいながら自分のペースでゆっくりと吟味することができます。 QDMサイトには、これまでご購入いただいたお客様からのクチコミを多数いただいておりますので是非、ご参考としてください。
もちろん、専門スタッフと対面で選びたいという方には全国14店舗でもご覧いただけます。店舗ではしっかりと感染防止対策を講じておりますので、安心してご来店ください。
QDMの婚約指輪はシンプルなソリティアリングから華やかなデザインまで揃っており、きっとお2人のニーズに合った1本が見つけられます。お手頃で高品質な婚約指輪を探す際は、ぜひQDMをご利用ください。



※取扱い店舗やアフターサービス等については、変更がある場合がございますので、ご確認ください。

株式会社 ディアマン
代表取締役社長 片柳 宗久

東京都港区新橋4-9-1 新橋プラザビル 1207

事業内容:
結婚指輪・婚約指輪、その他ダイヤモンドジュエリーの販売/直営インターネット通信販売サイト“QDM”(キューディーエム)の運営/宝飾販売ASPサービスの運営、企画

バックナンバー

Close