婚約って何をするものなんでしょうか?
公開日:2016.09.02
皆さん、婚約は何をしたら婚約をしたというか知っていますか?
婚約は法律上も認められたものです。友人から婚約したと聞きますが、意味や作法までとなるとわからない人が多いです。今回はその当たりを書きたいと思います。
結婚するにあたり、その前に婚約をしてから結婚式、結婚届と一連の行事に進んでいきます。婚約をするって事は、何をして、どんな意味があるかを解説したいと思います。
婚約とは将来結婚をする二人が、結婚をするという事を公にする事です。法的に何か届を出すことはないですが、法律的に認められたものです。婚約が認められるという事はどういう時かというと、プロポーズをしてそれを相手が受託した時ですが、一般的には第三者が立ち会う場所で結婚をするという事を認めた時とも言えます。それが結納という時もありますし、友人・知人の前での時もあります。その時点で、法的責任が出てきますので、責任重大ですし簡単にやめたりする事は出来ません。後はエンゲージリング(婚約指輪)を贈った時も婚約の証と言われています。
先ほども書きましたが、婚約方法の代表的なものを何点か書きたいと思います。一番ポピュラーなのは結納ですが、婚約式、婚約パーティなどもあります。今回は結納に関して書きたいと思います。従来から行われているものは結納です。女性側、男性側の住んでいた地域や家によって結納に対する考え方や意味、その方法にはかなりの違いがありますので、それはお二人で話し合いをしっかりとしておく事が必要になります。結納とは、結んで納めるという字のとおり、今まで他人であった両家がお二人が結婚するにあたり、親類となって「結」びついたことを祝い、贈物を「納」め合うという事になります。両家で行う儀式ですので、話し合いをして行わないと途中でもめてしまう事も数多く見受けられます。
関東式、関西式、九州式等あり、結納に関する考え方も違います。
通常、結婚式の3~6ヶ月前に行うのが一般的です。結納には、結納品、結納記念品、現金、場所が必要になります。日程は六輝(六曜)の中で大安や友引といった日の午前中に行うのが良いと言われています。時代の流れもあり、正式結納だけではなく、簡素化した略式結納もあります。今回は正式結納に関して書きます。結納に必要なものを、男性側から見てみましょう。
1)婚約記念品
2)受書、家族書
3)結納金
4)結納パック9品目(少ないものもあります)
具体的に9品目は
1)目録(もくろく)…結納品の品名と数量を記載
2)長熨斗(ながのし)…のしアワビ。長寿をイメージ
3)金包包(きんぽうづつみ)…結納金をいれる
4)勝男武士(かつおぶし)…鰹節。男性の力強さをイメージ
5)寿留女(するめ)…スルメ。末永く幸せを願って
6)子生婦(こんぶ)…昆布。子孫繁栄を表す
7)友白髪(ともしらが)…白い麻糸。白髪になるまで夫婦仲良く
8)末広(すえひろ)…白い扇。末広がりの繁栄を願って
9)家内喜多留(やなぎだる)…酒樽。家庭円満をイメージ
※9品、7品、5品等、割れない奇数の品数で用意するようにします。
※結納品はデパートや、インターネットでも1.5~10万円くらいで購入できますし、専門店もあります。
※結納金の額は、一般的には50~100万円と言われていますが、地域によって異なります。
では、女性側からのお返しはどうでしょう。関東では女性側は半返しが多いですが、これは両家話し合いや二人の地域の特性によって様々な割合であったり、お返し自体をなしにする場合もあります。女性側は用意するものが、少なく思えるかもしれませんが、以下が主に必要なものです。
•結納返し(最近は時計なんかを贈るケースも増えています)
•受書
結納の後も、まだまだやる事は色々あります。ご自分で出来る事、任せる事をしっかりと分けて準備をしていくと良いと思います。結婚式までは早め早めで準備をしておかないと、最後は時間に追われやりたい事をあきらめないといけなくなってしまいます。そうならないようにシッカリ準備して最高の結婚式を挙げて頂きたいと思います。
※取扱い店舗やアフターサービス等については、変更がある場合がございますので、ご確認ください。
婚約指輪の意味については、こちらのコラムもお読みください→婚約指輪に込められた様々な意味を調べてみました
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