ダイヤモンドの鑑定書は、その品質特性を検査し、結果をグレード及び数値で表したものです。研磨されたダイヤモンドの価値は、重さ Carat、透明度 Clarity、色 Colour および カット Cut の4つの要素(4C)で決定されます。しかし、専門家でない人々は普通これらの要素を間違いなく判断することは難しいと思われます。したがって、購入時には鑑定書が付いているものを選んだ方がよいでしょう。鑑定書付のダイヤモンドであれば、きちんとした情報に基づいて選ぶことができ、またダイヤモンドの品質、価格の適正さに基づいて、購入する店輔を比較することもできるからです。
Quality Diamond Marketで取り扱っているダイヤモンドのほとんどは海外の鑑定機関を通っているため、鑑定機関がGIA、AGSなどと記述されているダイヤモンドの場合、同封するのは英語の鑑定書になります。
日本語の鑑定書をご希望の方は、商品をショッピングカートに入れた後、オプションとしてご注文いただけます。日本語鑑定書代 10,000円(税別)
鑑定書(品質保証書)の発行機関で、主なものは次の通りです。
GIA ( Gemological Institute of America )
HRD ( Hoge Raad voor Diamant )
AGS( American Gem Society Laboratories )
EGL ( European Gemological Laboratory )
IGI ( International Gemmological Institute )
世界的に権威のあるダイヤモンド鑑定書(品質保証書)の発行機関は米国のGIAとベルギーのHRDと思って良いと思います。 欧米市場ではいくつかの著名な機関が発行する鑑定書の付いたダイヤモンドだけが正式な取引対象となっており、鑑定書に虚偽の記載を行うと厳しく罰せられます。鑑定(Certification)は4Cと共にダイヤモンドの価値を裏付けるもう一つのCとも言えるでしょう。
日本にも沢山の鑑定機関があります。その多くは、A.G.L.(宝石鑑別団体協議会)に属し、GIA基準に基づき、日本語の鑑定書(品質保証書)を発行しています。鑑定書(品質保証書)の主な発行機関は次の通りです。
AGT(AGTジェムラボラトリー・GIA JAPAN)
4Cの生みの親、GIA(米国宝石学会)と提携し、GIAジャパンのラボ部門になっている。 GIAジャパンは、日本におけるGIA G.G(Graduate Gemologist)の教育機関でもある。 厳正中立の客観的立場から、宝飾業界、消費者の保護及び利益に貢献する鑑定には定評がある。
CGL(中央宝石研究所)
国内最大規模の鑑定機関。HRDと提携しており、国内で流通する宝石品質ダイヤモンドの大半を品質分析し、信頼性には定評がある。また、その取り扱い量の多さから、業界標準と言われるまでになっている。最新鋭機器の導入や新技術に積極的である。