メレダイヤとは? どんな定義があるの?
公開日:2018.09.11
婚約指輪や結婚指輪のデザインはたくさんありますが、近年トレンドになっているのが小さなダイヤモンド「メレダイヤ」を使って華やかに仕上げたものです。
ブライダルジュエリーでは定番のメレダイヤですが、初めて耳にしたという方もいるでしょう。そこで今回は、メレダイヤの定義やカット法、用いられているリングデザインなどについてご紹介いたします。
メレダイヤとは、0.1カラット以下の小さなダイヤモンドのこと。国によっては0.2以下や0.3以下としていることもあり、厳密に決まってはいないのが現状です。
「メレ(melee)」という言葉はフランス語で「小粒石」という意味を持ち、小さな宝石のことをさしています。
0.1カラット以下という小さなサイズですが、センターダイヤモンドに添えたり、メレダイヤをたくさん集めてセッティングしたりすると、大きなカラット数をもつダイヤモンドにも負けない輝きを放ちます。
小さなメレダイヤでもきちんとカットを施し、ダイヤモンドならではの輝きが引き立つように形を整えるのが一般的です。カット法はいくつかありますが、メレダイヤに最適だといわれているのはファセットが17面のシングルカットです。
一般的なダイヤモンドにはファセットが58面のフルカットが施されることが多いですが、小さなメレダイヤにこれを取り入れると、反射する光が多すぎてかえってぼやけた印象になることがあるのです。
小粒なメレダイヤの輝きを引き立てるのなら、ファセットの少ない17面のカットが最適といえます。
メレダイヤをあしらったリングの代表ともいえるのが、メレリングです。メレダイヤの名前を取って名付けられていて、主役となるセンターダイヤモンドの脇にメレダイヤをセッティングしたデザインになっています。
センターダイヤモンドの脇にメレリングをセッティングすることで、お互いが輝きを高め合うためとても華やかな印象になります。婚約指輪には豪華さや高級感が欲しいという方に人気のデザインです。
リングの外周をメレダイヤで囲ったデザインをエタニティリングといいます。
たくさんのメレダイヤを使用するので、主役となるセンターダイヤモンドがなくても華やかでゴージャスな印象を与えてくれます。
リング1周分すべてにメレダイヤをセッティングしたものをフルエタニティリングといい、リング半周分にメレダイヤをセッティングしたものをハーフエタニティリングといいます。
メレダイヤをリングのアーム部分に敷きつめたデザインの指輪がパヴェです。
パヴェはフランス語で「石畳」という意味があります。名前の通り、石畳の道のようにメレダイヤをたくさん使用してリングを覆い尽くすので、リングが光を放っているかのように輝きます。
どの角度から見てもキラキラと輝き、手元をゴージャスな印象にしてくれるのが特徴です。
特別な日に身につけたい高級感のあるリングです。
最近では婚約指輪だけでなく、結婚指輪にもメレダイヤを取り入れたデザインが増えています。ぜひ、小粒でも美しいメレダイヤをあしらったリングを夫婦の宝物として手にしてみてくださいね。
※取扱い店舗やアフターサービス等については、変更がある場合がございますので、ご確認ください。
公開日:2018.09.11
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